BUKATSUDO文化祭2016開催レポート
6/19(日)、大人の部活が生まれる街のシェアスペース「BUKATSUDO」にて
「BUKATSUDO文化祭」を開催いたしました。
今回で3回目となる、「BUKATSUDO文化祭」。
講座の成果発表や部活の体験入部、ものづくりワークショップ、人気講座の講師や特別ゲストによるこの日限りのトークショーと、BUKATSUDOの日々の活動をぎゅーっと凝縮し、施設全体が余すとこなくイベント会場になりました。
今年は、「ボタニカル」というテーマを掲げ、各コンテンツや会場装飾等を作り上げていきました。
入場証の缶バッチや当日パンフレットもボタニカルをイメージしています。
当日は会場のいたるところに花や緑が◎
いつもとは少し違ったBUKATSUDOをお楽しみいただけたでしょうか?
一般のお客様にも多数ご来場いただき、出展者・出演者も含めてなんと400名を超す方々が、各所で行われたさまざまな催しに参加してくださいました。
ご来場くださった方々、各催しに関わってくださった方々、本当にありがとうございました!
それでは、BUKATSUDO文化祭2016を今一度振り返ってみましょう!
まずは、施設の中央【COFFEE STAND】から。
今年も美味しいパンとドリンクをご提供しました。
「半歩先のコーヒー講座」の第1期受講生でもある森さんが店主を務める「CEYLON」のシナモンロールは、限定50個が早々に完売。
「ロータス」のバラエティ豊かすぎて、どれを食べようか迷ってしまうパンも大人気。
お昼ご飯にちょうど良いボリューム感で大満足です!
テーマのボタニカルに沿って用意したのは、文化祭限定オリジナルドリンク「自家製ハーブコーディアル」。爽やかな口あたりで、気分もすっきり◎
アルコールやオリジナルのドリンクは、文化祭スピンオフ企画『小屋づくりワークショップ』で制作したBUKATSUDO号にて提供いたしました。
こちら、6/11に開催したワークショップの様子です。↓
真心込めて作られた、BUKATSUDO号。文化祭にて華やかにお披露目することができました。
今後も施設内で大活躍の予感です!
もちろん、バリスタが淹れるこだわりのコーヒーもたくさんの方に味わっていただきました!こちらは通常営業時もご提供しておりますので、是非美味しいコーヒーを飲みにいらしてくださいね。
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続いて、イベントの目玉であるひっきりなしに行われ続けたスペシャルトークショー。今回はなんと、【HALL】と【STUDIO】の2会場で計6本のトークをたっぷりお楽しみいただきました。
人気講座の講師陣や特別ゲストが登場し、あらたな趣味を探す・これからの生き方を考えるなど、幅広いテーマで繰り広げられたトークは、いずれも多くの方にお越しいただき盛り上がりを見せていました!
トークショーラインアップ——————–
■「ソーメン二郎のそうめん指南」
ソーメン二郎(そうめん研究家)× 原 匡仁(みなとみらい昭和文化研究部)
■「これからの暮らしと仕事 〜小屋と小商い〜」
唐品知浩(YADOKARI 小屋部)× チョウハシトオル(建築家 兼 小商いの実践者)
BUKATSUDO 号完成披露記念トーク
■「企画でメシを食っていく・番外編 〜スポーツの企画、その後〜」
澤田智洋(世界ゆるスポーツ協会代表)×阿部広太郎(コピーライター)
■「“映画をみる力”ってなんだろう?」
三宅唱(映画監督)× 内沼晋太郎(BUKATSUDO クリエイティブ・ディレクター)
■「どうしても“これからの本屋”を考えてしまう 2 人の本音」
松井祐輔(H.A.Bookstore 店主)× 内沼晋太郎(「本屋 B&B」店主)
『HAB no.2 本と流通』刊行記念
■「すずちゃんに聞く!横浜フォト散歩のススメ」
鈴木知子(フォトグラファー)× エンドウマコト(アーキディレクター)
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【HALL】では、終日「ひとはこ古本市」の個性あふれる 一日限定本屋が軒を連ねました。
この古本市は、「これからの本屋講座」受講生有志によるものです。
今回は、講座受講生の数名で実行委員会を立ち上げ、準備段階から共に古本市を作り上げていきました。
HALL内の装飾やクイズイベント、観葉植物に装飾を施した「あなたの肥やしになった本、元気になる本」の展示は実行委員のアイデア企画です。
智頭町PRブースでは、鳥取県にあるパン屋「タルマーリー」の店主、渡邉格さんの著書『田舎のパン屋が見つけた「腐る経済」』の販売が行われました。購入者にはタルマーリーのスコーンをプレゼント、という太っ腹なおまけも!
【STUDIO】では、レコード部による「自分と部屋と音楽に合ったスピーカーの選び方講座」を開催!某音響機器メーカー技術者の森さんとレコード部員によるスピーカー選びの基本がわかるワークショップです。
かっこいいスピーカーがずらりと並び、音の聞き比べ等普段できない体験をしました。
大人な趣味を多くの人と共有できるこういった場は、改めて素敵だなぁと感じます。
みんなの台所【KITCHEN】からは、常においしそうな匂いが!
はじめは横浜グルメ部による「横濱アイスクリーム座談会」。小さいお子さんも、大人に混ざってわいわいとアイスクリーム作りに挑戦していました。
15時からは、BUKATSUDOに関わる人達の交流会として月1回開催している餃子部による餃子ギャザリング。
文化祭特別ver.として、試作を重ねて完成した「BKD餃子」「フェンネル餃子」「高菜水餃子」の3種類を作り、みんなで味わいました。
そんな【KITCHEN】の片隅では、終日赤提灯がぶら下がっていたのはご存じでしょうか。
ひっそりと、みなとみらい昭和文化研究部による1日限定角打が開店していたのでした。
みなさん片手には土佐酒造さんの美味しいお酒を◎
終日、大人の溜まり場として賑わっていたようです。
音響機材がかっこよくディスプレイされている【BOOTH】では、「レコード部」の面々が終日イベントBGMを担当。音楽で、文化祭を盛り上げていただきました◎
BOOTHの窓から、DJをする姿。とても絵になりますね。
その奥の【ROOM】では今回初の試み、「BUKATSUDOファミコン部」がこっそりと発足!
部室内には2台のファミコンとたくさんの懐かしいゲームカセットが。
つい腰を据えて、のめり込んでプレイしてしまう人もちらほら。。
【LIBRARY】には、日々のBUKATSUDOの部活や講座のご紹介の展示をしました。
こちらは今後も常時設置いたしますので、ご興味のある方は是非ご覧ください◎
続いて【LIBRARY】付近では、こちらも初の試み、フォトブースを設置してみました。
文化祭に来たぞ!とテンションを上げていただくために今回よりご用意したフォトブース。
たくさんの方々の笑顔とともに、写真を撮っていただいたようです。
少し奥まった、学校の図工室を想わせる【ATELIER】から漂ってきたのは、ほんのりハーブの香り。
この会場では、プランツスタイリスト 井出綾さんによる「ハーブの寄せ植え プチレッスン」が行われ、かわいらしいハーブの苗をブリキのポットに寄せ植えをしていました。植えたハーブはラベンダー以外食べられるとのこと。ワークショップの楽しい余韻がご自宅でも続いているのではないでしょうか。
人気講座「すずちゃんのカメラ講座」からは、講師のフォトグラファー・鈴木知子さんと受講生による写真展「横浜・みなと写真展」を開催。
BUSHITSU7でのL版・ポストカードサイズ約200点の展示のほか、さらに、ランドマークプラザ地下2階の飲食店街「みらい横丁」の壁面にも大判サイズの写真約210点が並びました。この写真展を目的に来場された方も大勢いらしたようです。
【BUSHITSU】ではその他にも、個性的な企画が実施されていました!
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BUSHITSU6/本屋プロジェクト紹介 byこれからの本屋研究室
BUSHITSU8/連続セミナー&座談会 byアナログな企画部
BUSHITSU9/あなたのお悩み相談&アロマ教室 byなお先生
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最後は【WORK LOUNGE】。
普段は仕事や勉強に最適なコワーキングスペース【WORK LOUNGE】が、
この日だけはワークショップ会場「WORK SHOP LOUNGE」に大変身しました!
様々なワークショップを連続で楽しむ方もいらっしゃり、常時多くの方々で賑わっていました。
小さいお子様が笑顔でワークショップにご参加いただいている傍ら、大人のお客様が真剣な眼差しでものづくりに励んでいる様子がとても印象的でした。
年齢に関係なく誰もが夢中になって楽しめる、そんなワークショップが凝縮した場になっていたのではないでしょうか?
———-ワークショップラインアップ———-
■羊毛フェルトでつくる猫ブローチ/いずみさちこ
■ワークショップ祭/もふもふ部×ハンドメイド部
■めちゃかわアクセサリーづくり/ る?
■コズミックナンバー/ Etoile Brillantes
■マイ箸置き作り/ 麺部
■ボタニカルキャンドルづくり/ e.m.i
■なにスる、海スる。- Botanical in the Sea -/ 吉田ゆう
■「おにがみ」展示販売 by 企画でメシを食っていく
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この日だけでもBUKATSUDOの魅力をたっぷり覗けたはず!
関わってくださった皆様も、遊びにきてくださった皆様も、本当にありがとうございました。
文化祭をひとつのきっかけとして、BUKATSUDOがより身近で、
より魅力的な「街のシェアスペース」になっていければ幸いです。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします!
photo 八木伸司、BUKATSUDO