【終了】能と生け花のフュージョン BUKATSUDO版 ~笹の葉で親しむ能と生け花~
引き算することを基軸とした日本の伝統芸能「能」と「いけばな」。
その独特の美意識を体感できるワークショップが3年ぶりに開催されます。
今年の舞台は、横浜・みなとみらいのシェアスペース「BUKATSUDO」。
能楽体験、そして「笹之段」実演は、シテ方宝生流能楽師・辰巳満次郎さんが、
「笹」をメインとしたいけばな体験は、いけばな小原流東京支部 専門教授者の花狂い・熊野寿哉さんがレクチャーします。
舞う。謡う。生ける。
多くの人にとって非日常的になっている表現方法を体験し、
その精神性・空間性を感じてみませんか。
日々の暮らしに、すこしの変化が訪れるかもしれません。
詳細・ご予約はこちら ☞ http://nou-ikebana-20160703.peatix.com/
【日時】
7月3日(日)14:00~17:00
【内容】
■能楽体験・実演曲目「笹之段」を舞ってみる、謡ってみる。
■「笹」をメインに生け花に挑戦!(取合せ 笹・ダリア・孔雀草)
……すぐに丸くなってしまう笹の葉も、一つの手間で長く綺麗に保てるように。その技術も伝授します!
■皆様の生けた作品で、舞台を造る!
■辰巳満次郎さんによる「笹之段」実演
■茶話会(お茶・御菓子付)……能、生け花について、お二人にいろいろ尋ねてみましょう。
【参加費】
5,800円(税込/花材・お茶・御菓子付)
※お申し込み後のキャンセルにつきましては、ご返金いたしかねますのでご注意ください。
【持ち物】
【講師プロフィール】
■辰巳満次郎
シテ方宝生流能楽師。東京都目黒区在住。故辰巳孝の次男として神戸市生田区(現中央区)に出生。孝に師事し、4歳で初舞台、香里能楽堂建設と共に大阪寝屋川市に移る。1978年東京藝術大学音楽学部邦楽科に入学と同時に上京し東京で修行を開始、18世宗家故宝生英雄(ふさお)の内弟子となる。1986年独立、1991年まで東京藝術大学の助手を勤める。
東京大阪間の東海道を中心に全国で公演や実技指導、普及活動を行う。
大曲「石橋連獅子」「乱」「道成寺」「翁」など披演。
ニューヨーク国連前広場、メトロポリタン美術館ホール、エジプトスフィンクス前薪能などの海外公演も参画する。他にロンドン・北京・上海・杭州・バンコク・メキシコシティ・ブエノスアイレス・サンチャゴ・ワシントンで公演。
また、伝統的な手法による違和感のない新作活動にも参画し、2006年東西古典芸術文化の融合プロジェクト(羽衣国際大学日本文化研究所制作)として新作能「マクベス」、2008年「楽劇の祭典」源氏物語千年紀(関西楽劇フェスティバル協議会制作)新作能「六条」の演出・主演をする。
2001年重要無形文化財総合指定の認定を受ける。2005年度大阪文化祭賞奨励賞受賞。
社団法人日本能楽会会員。社団法人宝生会会員。金沢より大阪に地盤を移した祖父の孝一郎、父の孝が流儀に於ける関西全域を統括したあとを継ぎ、大阪の宝生流定期能「七宝会」主宰。
「満次郎の会」、「巽会」、「宝生流あまねく会」主宰。
■ 花狂い・熊野寿哉
いけばな小原流東京支部 専門教授者。農林水産省 花き産業活性事業課 花育アドバイザー。いけばな小原流渋谷教室 熊野クラス主催。
16歳で渡米。アリゾナ州シャパレルハイスクール卒。帰国後ファッションデザイナーとして従事していた時に生け花に出会う。「他を知り、己を知る」を体感する中で、日本文化を学び伝える事の大事さにこそ未来があると信じるようになる。以来生け花を通して心の豊かさを持てる時間を皆様と共有している。渋谷で教室を主宰する他、作家として会場装花、花を用いての空間演出等も担当。
ニューヨークに拠点を置き、和の文化と精神性を現地の子供達に伝える機関「全生塾通NYのいけばなアドバイザーも務め、現地にて生け花の指導にあたる。
【場所】BUKATSUDO
※BUKATSUDOへのアクセスは少し分かりづらくなっています。こちらをご参考の上おこしください。