【終了】「贅沢な読書会 第七回」村田沙耶香×瀧井朝世
一冊の本を通して、多くの人と触れ合うことのできる「読書会」。本を読んだ感想を語らうことは、それぞれの価値観や感性、さらには、これまでの人生を分かち合うこともできる貴重なひとときでもあります。でも……。そんなにも濃密で素晴らしい時間を仲間と過ごし、共に語り合ったことが、作者本人に届いたら、もっと素敵だと思いませんか?
そこでBUKATSUDOでは、「贅沢な読書会」を開催します。
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詳細・ご予約はこちらから ☞ http://reading07.peatix.com
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モデレーターにお迎えするのは、数々の雑誌やメディアで、作家インタビューや書評、対談企画などを担当されているフリーライターの瀧井朝世さん。
一冊の課題図書をめぐる「読書会」は、2回にわたって開かれます。
前編は、モデレーターの瀧井朝世さんと参加者でのスタンダードな読書会。
後編では、課題図書の作者ご本人をお迎えし、読書会で語り合った話をもとに、瀧井さんと作者を囲んでのトークを楽しみます。
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「贅沢な読書会」第七回目にお迎えするのは、作家・村田沙耶香さん。
課題図書は、第155回芥川賞受賞作『コンビニ人間』です。
36歳未婚女性、古倉恵子。大学卒業後も就職せず、コンビニのバイトは18年目。これまで彼氏なし。オープン当初からスマイルマート日色駅前店で働き続け、変わりゆくメンバーを見送りながら続く彼女の日常は、日々食べるのもコンビニ食、夢の中でもコンビニのレジを打ち、清潔なコンビニの風景と「いらっしゃいませ!」の掛け声が、毎日の安らかな眠りとなっている。
仕事も家庭もある同窓生たちからどんなに不思議がられても、完璧なマニュアルの存在するコンビニこそが、彼女を世界の正常な「部品」にしてくれる――。しかしある日、婚活目的の新入り男性、白羽がやってきて、そんなコンビニ的生き方は「恥ずかしくないのか」とつきつけられるが……。
本書は、現代の実存を問い、正常と異常の境目がゆらぐ衝撃のリアリズム小説です。
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日曜夕方、本を通してかけがえのない仲間に、そして作家に出会うことのできる贅沢な2時間を、どうぞお楽しみ下さい。
【日時】
10月16日(日)17:00-19:00 瀧井朝世さんと参加者による読書会
10月23日(日)17:00-19:00 村田沙耶香さんを囲んでの読書会
※村田沙耶香さんのご出演は、10月23日(日)のみとなります。
※2日間セットでの講座です。どちらか1日程のみのチケットは販売いたしません。
【課題図書】
村田沙耶香『コンビニ人間』(文藝春秋)
【出演】
村田沙耶香(作家)※10/23のみ
瀧井朝世(ライター)
【定員】
20名
【受講料】
■全2回 5,400円(税込)
■第六回~第七回 連続受講割引チケット 9,800円(税込) ※枚数限定
第六回9/11・9/25(ゲスト:道尾秀介)、第七回10/16・10/23(ゲスト:村田沙耶香)の通し参加チケットをご用意しました!全回の参加を検討されている方は、こちらのチケットがお得です!
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ご予約 ☞ http://reading07.peatix.com
【場所】BUKATSUDO ※BUKATSUDOへのアクセスは少し分かりづらくなっています。こちらをご参考の上おこしください。