【PEOPLE】横浜市芸術文化振興財団 杉崎 栄介さん
BUKATSUDOのオープン前からお世話になっている横浜市芸術文化振興財団の杉崎さんに、BUKATSUDO5周年の文化祭開催のタイミングでお話しを伺いました。
―BUKATSUDOとの関わりについて教えてください。
BUKATSUDOが始まる前から、ドックヤードガーデンを文化的な活動に寄与する場所にしたいという相談を三菱地所・横浜市からもらって、どんな場づくりをしたらいいのか考えるところから関わっています。
結果としてBUKATSUDOの原型となる企画をリビタから提案してもらって、そこからBUKATSUDOとの関わりが始まっていきました。
―5年前と比べて今のBUKATSUDOをどのように見ていますか?
当初の計画と比べると、マネージメント部分は変わったけれど、やろうとしていることは変わっていない。首尾一貫して個人にフォーカスし、それが年を追うごとに実現してきているなという実感はあります。今回の文化祭をみなさんに紹介する時になんて言ったらいいのか考えました。オーナーである財団の担当者として、いつも来ていただいてありがたいという気持ち。BUKATSUDOを通してやりたいことを実現している人がいてこその場の価値だと思うので、その方たちに感謝したいという気持ち。それを実現しているリビタへ、そして場所を貸してくれている三菱地所への感謝の気持ち。様々な立場での感情が湧いてきました。BUKATSUDOに来ると自分は、ホストでもあり、ゲストでもある。それこそがBUKATSUDOという場所なのかもしれないと感じています。そして、5年間を積み重ねていることの価値を感じています。
―これからのBUKATSUDOに望むことは何ですか?
時代は加速度的に変化していて、ライフスタイルはますます変化してきています。個の役割が大きくなるこれからの時代。それを先行してやってきたBUKATSUDOとして、次の時代はどうしたらいいのか、更なる変化を起こしていく場になるといいのではと思っています。それから、今までやってきた成果、個人が繋がっていく感覚を見える化してみると、多くの人に共感してもらえるかもしれないなと思います。
▼公益財団法人 横浜市芸術文化振興財団
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▼創造都市横浜
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