BUKATSUDO文化祭2018 開催レポート!
去る6/24(日)、この時期恒例となった「BUKATSUDO文化祭」を開催しました。
「めくる」をキーワードに掲げた5回目の文化祭。あらたな趣味や興味への1ページをめくりたくなるイベントとして、出展者や部長のみなさんを中心に参加者が広がっていき、タイムテーブルには昨年を上回る数のコンテンツがひしめき合うことに! 当日は、出展者、出演者、そしてスタッフも含め、約500名もの方々と文化祭を楽しむことができました。
ご来場いただいた皆さま、各催しに関わっていただいた皆さま、本当にありがとうございました。
それでは、そんな文化祭当日の様子をレポートします。スペース毎に少しずつめくっていきましょう!
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エントランスから入ってくると、大きなのれんが登場!
その手前では、「鍋部」部長がパーソナリティーをつとめるラジオブースが。各催しの紹介や、出展者をゲストに招いたゆる~いトークで、来場者を文化祭に引き込みます。
【KITCHEN】
◆てとてと料理教室
おもてなし夫婦ユニット「てとてと」の井上夫妻による、BUKATSUDOでは初めての料理教室。夏バテ防止に効くメニューをみんなで調理・試食。トウモロコシは、特設されていた結城市移住相談窓口からの提供で、人気の「味来」という品種を味わいました。
◆ビール部|ベルギービールテイスティング
ベルギービールのインポーター、ブラッセルズの藤田さんをお招きし、フルーティーなものから酸味のあるものまで、さまざまなビールを飲み比べ&レクチャー!
◆みなとみらい昭和文化研究部|カニカマ美味しい昭和角打ち!
大人が自然と集まってくる「角打ち」は、みなとみらい昭和文化研究部presents。昭和部といえばもはやおなじみとなった博水社のハイサワー試飲コーナーですが、今年は石川県七尾市から、世界ではじめてカニカマをつくったスギヨのみなさんによる試食コーナーも加わり、終日にぎやか◎ 今後カニカマを使った料理教室の開催も検討されているようなので、ぜひチェックしてください!
◆企画で麺を食っていく
講座「企画でメシを食っていく」の卒業生と現役生の合同企画は、ちょっと夏を先取りして「流しそうめん」。大人も子供も混ざって、ウォータースライダーで流れてくるそうめんをキャッチ!
◆フルーツ、ハーブ、スパイスのシロップをミックスして自分だけのかき氷をつくろう!
ふわふわのかき氷に、3種類まで選べるオリジナルシロップをのせて。こちらも親子連れに大人気!出店者のドゥアン・ダーオさんによるシロップづくりのレッスンは、今年も7/28(土)に開催予定!
詳細・ご予約はこちら→ http://bukatsu-do.jp/?eventschool=bkd-shavedice03
【HALL】
◆ひとはこ古本市
「これからの本屋講座」1~10期の受講生有志が一日本屋の店主に!さまざまなコンセプトを掲げた全12店が箱を並べました。今回はじめて出店した方も多くいましたが、接客も徐々に慣れ、楽しんでいた様子。同じ講座を受講した同士、期をまたいだ交流も深まっていました。
出店者/Kamebooks、bookrooming、すずき文庫、SPICA BOOKS、sora to ao to…BOOKS、本屋・散策舎、くもかくれ書房、四畳半ノ星空書房、#万純のホンカツ、パピルスブックス、本のアプリStand、むかで屋Books
また、昨年制作した受講生の営む本屋MAPも、リアル店舗だけでなく、本にまつわるプロジェクトも多数追加して配布しました。
◆スペシャルトーク
スペシャルトークは、北海道・利尻島にいる離島経済新聞社・大久保さんとの中継からスタート。会場にも、おなじくリトケイから松本さんをお招きし、これから観光のベストシーズンを迎える利尻島の話で盛り上がりました。
②松本理寿輝×内沼晋太郎×大嶋亮 「くらし談義 ―本とくらす、こどもとくらす―」
「まちの保育園」を営む松本さん、「本屋B&B」の共同経営者である内沼さんを迎え、ファシリテーターのリビタ・大嶋も含めて全員1980年生まれ&絶賛子育て中という3名によるトーク。それぞれの仕事から子どもとの向き合い方まで、予定の60分を超えてもまだまだ聞きたい内容でした。
詳細レポートは後日こちらで!→https://nokurashi.rebita.co.jp/
③夏生さえり×阿部広太郎 「企画でメシを食っていく 『言葉の企画』特別編 ~しあわせをことばにする~」
人気講座「企画メシ」の特別編、今年のゲストはライターの夏生さえりさん。好きだった童話を音読することで言い回しや響きを意識するように。さえりさんのすっと受け入れられる柔らかい文体は、そんな経験から育まれてきたようです。逆に、コピーライターになりたかったらどうしたらいい?というさえりさんからの質問に阿部さんが丁寧に回答する様子にも、客席の熱量が高まっていました。
座ってしっかりトークに集中するのもあり、トークに耳を傾けながら古本市を巡るのもあり。HALLは知的好奇心がくすぐられる空間でした。
【COFFEE STAND】
BUKATSUDO COFFEEのバリスタがスタンバイ。暑かったこともあり、アイスラテが大人気!限定のほうじ茶ラテも早々に完売していました。また、アウグスビールの人気メニュー、清澄アンバーも特別にご提供(普段は、「LYURO 東京清澄 -THE SHARE HOTELS-」のレストラン、PITMANSで飲むことができます◎)。
さらにその横では、ビオワイン専門店「シャポー二子玉川」の出張ワインバーも開店していました。
そして今年は、オリジナルグッズとして手ぬぐいをつくりました!豆絞り風の2色展開。お買い上げいただいた皆様、ぜひ使ってくださいね◎
【BOOTH】
◆レコード部|NEW MUSIC SUNDAY!
BOOTHではレコード部DJ’sがイベントBGMを選曲。この一年に発売された曲のみで、なんと100曲超!6時間お疲れ様でした◎ レコード部は毎月第4水曜が定期活動日。気軽に参加できるので、気になる方は覗いてみてくださいね。
【STUDIO】
この日最も忙しかった会場がSTUDIO。趣向の異なる4つの催しが次から次へと行われました。
①BUKATSUDO YOGA部|親子で楽しむファミリーヨガ
親子向けのヨガ体験クラスを開催したBUKATSUDO YOGA部。いつもは毎月第2・4水曜に朝ヨガを開催しています!出勤前にぜひ◎
②立川志の彦 落語会
立川志の輔一門の五番弟子・立川志の彦さんによる落語会は今年も盛況◎寄席に行く勇気がない人も、トークやワークショップと一緒に気軽に楽しめる、と親子連れにも好評でした。
③ウソみたいなホントのワルツ
ダンサー・asamicroとアーティスト・ 近藤央希による映像と踊りのパフォーマンスは圧巻の一言!実はBUKATSUDOのフロントスタッフでもあるasamicroこと松井のいつもと違った一面を、常連さんたちも真剣に見つめる様子が印象的でした。
※asamicroのパフォーマンスは、3年に一度のダンスの祭典「DanceDanceDance@YOKOHAMA2018」のプログラムとして9/28~30にBUKATSUDOでも公演予定!https://dance-yokohama.jp/eventprogram/046/
④みんなで遊ぶ、世にも奇妙なリレー小説!
ショートショート講座でおなじみの田丸雅智さんと、ゲームデザインユニット Daitaiによるオリジナルブック「じゃれ本」を使い、チームに分かれて書かれたリレー小説のタイトルは「止まらないシマウマ」「時間通りにくるレタス」など……内容が気になって仕方ない!とにかくみなさん楽しそうな2時間でした。
【ATELIER】
◆語学部|Beer Pong Party!
チーム戦で10個のカップにピンポン玉を投げ入れるゲーム「Beer Pong」を開催。英語とピンポン玉が飛び交う多国籍な空間は、これまでの文化祭にはなかったあたらしい景色でした◎
◆BKDカメラ部|蝋引き写真でしおりをつくろう!
ワークショップでは初出店となるBKDカメラ部。顧問のフォトグラファー・すずちゃんこと鈴木知子さんをはじめ、部員のみなさんが続々と集まって常に盛況。この日のためにすずちゃん先生が選んでくれた写真のプリントがずらりと並び、どれも素敵で選ぶのが大変!簡単につくれるので、お子さんも多く参加していました。
【GALLERY】
◆60人のフォトグラファーがつくる365日の日めくりカレンダー展
GALLERYでは、BKDカメラ部の記念すべき第10回写真展!文化祭関連企画として、60名が作品を持ち寄った、365日の日めくりカレンダーを制作しました。参加メンバーの「写真に対する思い」を込めた1枚も同時に展示。7/11(水)までご覧いただけます!
【BUSHITSU】
◆紅茶部|アイスティー飲み比べと紅茶情報交換 @BUSHITSU 9
◆リトウ部|リトウスナック @BUSHITSU 14
◆投資部|BUSHITSUでゲーム!
奥まったスペースにもかかわらず、飲んだり話したり遊んだりとにぎわいを見せていた各BUSHITSU。さまざまな使い方ができるこのスペースは、入居者募集中の区画もあります!ご興味お持ちの方はぜひ。
▶ BUSHITSU /// BUKATSUDOを一緒に面白くしてくれる仲間を募集中!
【ROOM】
BUKATSUDOを運営する㈱リビタが文化祭に初参戦!建材をつかったワークショップや、ひと箱インテリア蚤の市、全国各地のホテルグッズを扱うキヨスクなど、リビタの「リノベーション」がちょっと身近に感じられるようなブースで来場者をお迎えしました。ハズレなしの「リノベガチャ」では、ホテルの宿泊券が当たった方も!
【WORK LOUNGE】
普段は仕事や勉強のためのスペースですが、この日はワークショップにマーケット、移住相談窓口、手相診断に似顔絵……と、年に一度の文化祭らしく、あらゆる“わくわく”が詰まった空間になりました。
◆特設!結城市移住相談窓口
BUKATSUDOでは茨城県西にある結城市の移住相談窓口を設置しています。この日は、結城市から来たまちの担い手の方々が、甘酒やとうもろこし、ゆでまんじゅうなど結城の名産とくらしの最新情報を持ってBUKATSUDOへ。餃子部やカメラ講座、日本酒講座で結城を訪れた方もブースに立ち寄ったり、食べ物をきっかけに結城市に興味を持つ方もいたりと、横浜と結城をつなぐスペースになっていました。
◆オトナ手芸部|もふもふギャラリーマーケット
もふもふ部長率いるオトナ手芸部の面々が、それぞれつくっている作品を披露したマーケット。ここで買ったアクセサリーを早速身に付けて会場を回る来場者の方も多数。オトナ手芸部は毎月開催中!手芸や手作りが好き、そんな仲間が欲しいという方はぜひご参加を◎
◆パンタグラフ|コマドリでパラパラ漫画を作ろう!
昨年の「関内外OPEN」関連企画でご一緒したコマドリアニメのアートユニット・パンタグラフも文化祭にjoin。実はアプリで簡単につくれるコマドリアニメを、プリントしてパラパラ漫画に! アイデアが形になる楽しみを感じられるワークショップ、お子さんに特に人気でした◎
◆Panenka|pop up shop
BUKATSUDOのフロントスタッフがユニフォームとして着用し、実はお客様にもご好評いただいているホワイトコートのショップ、panenkaがコートやトートバッグを展示販売。中にどんな服を着てもしっくりくるBUKATSUDOのユニフォーム、スタッフもお気に入りです。気になる方は目黒の店舗にも行ってみてくださいね。
◆文字とことばのデザインユニット・二歩|にがおえバッヂ、絵本の読み聞かせ
5月にGALLERYで個展を開催した二歩のお二人。今回はその場でつくるにがおえバッヂと、制作中の絵本の読み聞かせでほっこりさせてくれました!
◆Palm&Shot|手相診断
ワークラウンジの奥で密かに人気だったのが手相診断。実はこのワークラウンジでコツコツと手相の勉強をされていた方なのです。希望者が途切れず、一人5分にもかかわらず、半日で50人以上も!手相は変わるそうなので、また来年も診てもらいましょう!
◆PlusJ design|和の夏を感じる水引風鈴ワークショップ
毎年異なるワークショップを持ってきてくれるPlusJ designさん。水引を入れた風鈴、これから長くなりそうな夏のお供にぴったりですね◎
◆吉田ゆう|紙版画で半年カレンダーを作ろう!
アーティストでBUKATSUDOフロントスタッフでもある吉田ゆう、今年はダンボールを使った紙版画で「刷る」楽しみを体験させてくれました。
◆珠夜|夏の涼を感じる筆文字ワークショップ
筆文字の面白さを教えてくれた珠夜さんのワークショップ。素敵な筆文字で自分の名前を書いてもらうことはもちろん嬉しい体験ですが、スマホやパソコンに慣れた今、書いた字と向き合うことで自分のことが見つめ直せるのかもしれませんね。
◆萌&シロ|「ぺろっと白状します」
ミニのれんの裏に秘密や悩みを打ち明けちゃおうという、「めくる」を体験する企画が密かに登場していました。見つけられましたか??
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終了後、出展者のみなさんとささやかなお疲れ様会をしたのですが、その人数の多さに運営スタッフ含めて、全員でびっくり(笑)!当日は12~18時とほんの6時間のイベントではありますが、直近1年間だけでなく、これまでのBUKATSUDOでうまれた活動や、ここから広がっていったつながりがたくさんつまった、今年らしい文化祭になりました。
また来年、5周年記念の文化祭が開催できるように、日々の運営を楽しみながら、スタッフ一同頑張ってまいります。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします!
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2018年6月24日(日)12:00~18:00
photo:衣斐 誠、佐野 匠、BUKATSUDOスタッフ