コンパス ヨコハマ 2019
9月20日~29日の主に金曜日~週末、横浜美術館とマークイズみなとみらいの間に位置するグランモール公園にて、コンパスヨコハマ2019が開催されました。
少し間が空いてしまいましたが、そちらのイベントについてレポートします!
コンパス ヨコハマ 2019とは…
「横浜から新たな文化を創っていこう」 「自分の羅針盤を見つけて未来へ進もう」 というメッセージが込められたこちらのイベントでは、巨大なインスタレーション「ぐるぐる」を中心に、新進気鋭のアーティスト達による作品展示や、ステージでのライブパフォーマンス、DJライブ、ワークショップ、フードコーナーやカフェ等、様々なプログラムが展開されました。
主催:公益財団法人横浜市芸術文化振興財団
共催:横浜市
https://compass.yafjp.org/
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グランモール公園は2018年にリニューアルし、『海』をテーマにデザインされています。木もれ日の心地よいケヤキ並木の下には、海をモチーフとしたベンチがあり、噴水も楽しめる都市型公園です。みなとみらいは、平日はオフィスワーカー、週末はファミリー層でにぎわう街。道の幅も広く、商業施設もファミリー層をターゲットとして作られているので、週末に買い物や遊びに来るたくさんのファミリーが、休憩場所としてグランモール公園を利用しています。
BUKATSUDOは「大人の部活が生まれる街のシェアスペース」というコンセプトのもと、コワーキングスペースやレンタルスペースを運営しています。メインの客層は30~50代くらいの男女で、地下にあることもあり、まさに大人の秘密基地。入口までは階段で来ることしかできないので、ベビーカーを連れたママさんたちを呼ぶイベントなどはなかなか開催できないのです。ですが、今回はグランモール公園での出張イベントということで、ファミリーで楽しめるイベントをBUKATSUDOで部活をしている部長さんたちと一緒に3つの企画を開催しました。
どのワークショップもファミリー層の方々がたくさん参加してくださり、新鮮で楽しい時間となりました。(もちろん、いつも利用してくださっている方もふらっと遊びに来てくださりました!)
以下、紹介させていただきます◎
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YOGA部によるファミリーヨガ
YOGA部の部長kanacoさんがインストラクターとなり、お子さんも一緒に参加できるファミリーヨガを開催しました。芝生の上で子供たちと一緒に賑やかにヨガを楽しみました。
YOGA部によるランタンナイトヨガ
金曜日の夜は周辺で働く方たちに仕事帰りに参加していただきたいと、ランタンナイトヨガを開催しました。ランタンの光が幻想的で、そばにそびえ立つランドマークタワーを臨みながら、ヨガを楽しみました。ふらりと飛び込みで参加してくださる方も!
もふもふ手芸部による羊毛フェルトのワークショップ
BUKATSUDOのBUSHITSUに入居しているもふもふ手芸部の宮崎さんに、羊毛フェルトで小鳥を作るワークショップを開催してもらいました。
芝生の上でピクニックをしながらみんなでチクチク羊毛フェルトを楽しみました。親子で参加してくれる方も多く、男の子は飽きて走り回ったり、とても自由なあおぞら手芸の会になりました。
シルクスクリーンのワークショップ
コンパスヨコハマ開催時間中ずっと開催していたシルクスクリーンのワークショップ。
コンパスヨコハマのロゴを、好きな色でバックに刷るワークショップです。同じ版でも使う色によって雰囲気が異なるシルクスクリーンは、色の選び方や刷り方などでかなり個性が出ます。色選びをさんざん迷う子もいれば、慎重に丁寧に刷る子、自分でやりたいとお母さんの手伝いを拒否する子や、お母さんに決めてもらいたいという子、勢いと潔さのすばらしい子などなど、いろんな子供たちが参加してくれました。
ピクニック風景
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静かな午前中の公園。人が集まり賑やかになってくる昼下がり。オレンジ色に染まる空を見ながらのんびりとチルアウトする夕方。そしてお酒を片手に音楽を聴きながら過ごす賑やかな夜。
一日の中でも時間帯によって変化していく街の風景と人々の行動。普段見ていたみなとみらいという街を、ぐっと立体的に感じることができました。
大企業の本社やR&D施設などが建設真っただ中で、これからますます発展してくるみなとみらい。これから変わってくるだろう街の景色の“今”を存分に味わったイベントでした。
©コンパスヨコハマ 2019 photo:Hajime Kato