【PEOPLE】月額メンバー・瀬戸和信さん

BUKATSUDOをさまざまなかたちで利用してくださっている方をご紹介するこちらのコーナー。今回ご紹介するのは、BUSHITSUをご利用いただいている瀬戸和信さんです。 国際色豊かな環境で経験を積み、いつもカジュアル&ヘルシーで、自然を愛する瀬戸さんのこれまでについて伺いました。

 

ーこれまでの経歴を教えてください

端的に言うと、日本ではあまり知られていない商品やサービスを普及させる仕事です。例えば、これまでに腕時計で健康管理・促進するFitbit(現在はGoogle)の日本事業立ち上げ、Microsoft タブレットPC「Surface」の初代製品責任者として普及に関わってきました。2018年より現職。米ワイヤレスサウンドシステムSONOS(ソノス)の日本代表。SONOSを日本で立ち上げ、音楽の新しいライフスタイル提案に時間を投資してます。また、2017年に米ギャラップ社のギャラップ認定ストレングスコーチ®資格を取得しました。これは職場(職場以外にも少しだけ)、人の強みを生かすチーム運営をする際に使っています。この、人の強みを生かすという内容は、大きな反響があったので本にもしました。よかったら読んでください。『「自分」を殺すな、武器にしろ』(朝日新聞出版)

 

ー現在のSONOS、かつてのFitbit(現Google)、Microsoft Surfaceと、海外の新サービスを日本で成功させるための苦労は何ですか?

A:苦労はたくさんあります…。分かりやすい苦労は新サービスだけに、利用者が使い方をイメージできないことです。健康管理ができる腕時計だとか、好きな音楽を集約したり、スピーカーを追加したりだとか、初めて聞いたときはそれが実際にどう生活を一変させるのかイメージしづらいものだと思うんです。例えば、靴の履き方を知らない人たちに「靴があると歩きやすいよ」と教えるような難しさがあります。

 

ー海外の人たちとコミュニケーションをとるうえで、気をつけていることは何ですか?

A:共通言語である英語力は大事です。が、英語よりも大事なのが、相互理解です。それには質問する姿勢が大切だと思います。例えば、ずっと日本で過ごしていると、お互いの共通点に甘えて相手のことを知ろうとしなくなります。相手を知ろうとしないと、相手に質問もしなくなります。しかし、お互いのことをよく知らない、という前提だと、相手に関心を持つことができます。関心を持つと質問をします。具体的に。結果、相互理解につながります。

 

ー横浜に住みはじめてどのくらいですか?

A:私は石川県金沢市出身ですが、もう横浜は17年目くらいでしょうか?横浜が大好きです。東京に比べて人は少ないし、音楽が街なかで流れていたり、緑も多い。海も近くにある。なにより、横浜は開港した街。日本人にとって新しい習慣となる海外の製品やサービスは、開港当時横浜から入ってきたんです。その歴史的な背景も含め、自分のやってきたことと重なる部分があり、この街にいる意味を感じています。BUKATSUDOは造船ドックの跡地にあり、ワークスペースからドックを眺められる唯一無二の場所です。入り口が分かりづらいのでたどり着きにくいかもしれませんが、デスクワーク、収録、料理、ヨガ、ピラティス、会議などにおすすめの場所です!

 


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