そうだ、京都に行こう。京都の昭和に触れる昭和満喫合宿
1月11日、12日にみなとみらい昭和文化研究部による「昭和満喫京都合宿」に行ってきました!
みなとみらい昭和文化研究部(以下、昭和部)とは、BUKATSUDOを拠点に昭和にまつわる「食」「音楽」「プロダクト」「場所」などをこよなく愛する人たちが世代を超えて集まる部活です。今回は歴史ある寺社仏閣だけではなく、酒場や食堂、市場、銭湯、企業など様々な昭和を感じられるモノやコトが数多く現存する未開の地京都へ足をのばし、まだ見ぬ昭和らしさを発掘・堪能します。
合宿先はリビタがトータルプロデュース、運営をする「RAKURO 京都」
(左:RAKUROフロントにてスタッフ達と一枚! 右:RAKUROのLibrary & Loungeで情報収集中)
オフィスビルをリノベーションしたホテル「RAKURO京都」は「洛と人をむすぶ路」をコンセプトに、街をより深く知るきっかけを地域の人と共に提供し、今までとは違う旅の楽しみ方を見つける拠点として2018年5月にオープンしました。そんなRAKUROを合宿の拠点とし、部活動スタートです!
合宿のスケジュールはこんな感じです!
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<1月11日(金)>
8:00 東京駅発
10:17 京都駅着
11:00 RAKURO京都(宿泊先)着
12:00 京極スタンドにて昼食
14:30 コカ・コーラ京都工場見学
17:00 街散策&銭湯巡り など
19:00 昭和部懇親会@神馬
21:30 魅惑のスナック巡り…
<1月12日(土)>
RAKUROで朝ごはん、のち自由行動!
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今回で2回目となる昭和部の合宿。
部長のハムカツ太郎こと原さんによる旅のしおりも気合が入っています。
そう、やるならとことんやって楽しむのが大人の合宿なのです。
そして現地集合現地解散、自由行動!という、つかずはなれず、でも魅力的な情報は都度みんなでシェア!という気軽さも大事ですよね。
そんな大人の距離感で繰り広げられる京都満喫合宿の様子をちょっぴりお届けします。
これを読んでいただき、ふと昭和な雰囲気に触れたくなったあなた!昭和部員としての素質が高いと思いますよ。
とめどなく昭和を追い求める!1日目昼からアクセル全開!
1日目の昼食は創業昭和2年、新京極通りにある食べ呑みできる昭和の大衆食堂「京極スタンド」にて乾杯!オリジナルブレンドソースがかかったぺらっぺらな味わいあるハムカツも、もちろんいただきます。
続いて、昭和を代表する飲み物のひとつ「コカ・コーラ」について学びに、コカ・コーラ京都工場へ!
大正時代に日本でも販売されていたものの、一度は姿を消して再び日本に登場したのは戦後入ってからだったそう。そんなコカ・コーラの歴史や製造工程をじっくり学びます。
(決して飲んでばかりではないんですよ!)
市内に戻ったら再び昭和の匂いを追い求めて各自銭湯や酒場、雑貨屋などを巡ります。
京都のまちは歩いて行ける距離に昭和がぎゅぎゅっと詰まっており、時間がいくらあっても足りません!
夜はみんなで懇親会。創業昭和9年、風情ある縦に深い京町屋の建物が目を引く居酒屋「神馬」に再集合して、またまた乾杯!とにかく何を食べても、何を呑んでも最高に美味しく、京都の食のレベルの高さに感動しました。
合宿ではおなじみのメンバーも、はじめましてのメンバーもそれぞれいましたが、普段とは違う場所だと
なんだかすぐに打ち解けられたり、深くまた違った一面に出会えたり。
合宿の醍醐味はこういったところにもあるのかもしれません。
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さて…ここまでが肩慣らし。ということで、昭和部はここからが本番といっても過言ではありません。
時刻は22時前、夜の街が活気づいてきた頃合いです。
2次会は部長原さんが発掘した、昭和のレコードスナック「ヘルメス」へ。
佇まいからもうすでに、グッとくる…!
そしてthe 昭和で映画のセットのような店内、カウンターの奥にはレコードがずらり。ママに尋ねたところ、2階には大量のレコードがあり日本でヒットした曲は昭和30年代以降ほとんどあるとかないとか。
聴きたい曲を紙に書くと、魔法のように該当曲が入ったレコードが手元に現れ、店内で流してくれます。お気に入りの曲につつまれながら美味しいお酒を呑む、なんという贅沢でしょう。
しかもレコードの歌詞カードを指で追いながらカラオケまで楽しめてしまうという、ディープすぎるスナックでした。
そんなわけで大人なので多くは語りませんが、大変京都の昭和を満喫できたことは間違いないと断言できます。翌朝まで尾を引く(笑)すてきな昭和部合宿でした。
2日目はというと、酒蔵へ行く方、下賀茂神社や鴨川へ行く方、銭湯めぐりをする方、酒場でしっぽり飲む方、十人十色に京都の街を満喫しつくし、今回の京都昭和満喫合宿は幕を閉じたのでした。
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大人になってもみんなで合宿するし、行く先では遊びたおすものです。
目線が少し高くなり、感じ方や知っていることの幅が広がった今だからこそきっと、昔とは違った街の魅力に出会えるはず。
これからも昭和部含め、BUKATSUDOでは様々な大人の修学旅行をいろんな地域で展開できればと思っています。
どうぞお楽しみに!